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こんなダイエットは危ない!(2)

「低炭水化物ダイエット」というダイエットを、聞いたことや試したことがある人は多いと思います。
この方法は、あまり安全なダイエット法ではないようです。
低炭水化物ダイエットとは、ご飯やパン、めん類をまったく食べないで、体内に貯蓄された皮下脂肪を消費させることによって、体重を減らすという方法です。
しかし、ここに、低炭水化物ダイエットの恐ろしい罠が潜んでいるそうです。

一切ご飯やパンなどを食べてはいけない、という低炭水化物ダイエットのやり方は、生活習慣病につながる恐れがあるそうです。
炭水化物を摂らないでいると、糖質を減らすという効果がありますが、この糖質は実は脳にとって必要不可欠な栄養素のひとつなのです。
ダイエットで、糖質を減らしてしまうと、脳にダメージを与えてしまい、偏頭痛を起こす人もいるそうです。

低炭水化物ダイエットでは、脂質やタンパク質などを摂取してもいいので、炭水化物を摂れない反動で、大量に動物性の食品を摂取してしまい、生活習慣病を招く恐れがあると言われています。
そして、とくに日本人にとっては、便秘になりやすくなる傾向があるようです。
これは、日本人の腸の長さと関係があるそうです。
また、たいてい日本人は、お米やラーメン、うどんなどのめん類が好きなので、炭水化物を食べてはいけない、というのはなかなか難しいです。

低炭水化物ダイエットは、短期間で体重を減らす効果はあるようですが、健康の面を考慮すると危険性が高い方法だと思います。
やはりバランスの取れた食事で、健康的に実践できるダイエット法が、日本人に向いていると思います。


また、ダイエットのために薬を常用する人もいます。
手っ取り早く体重を落としたくて、下剤や利尿剤などを利用して、体内の老廃物を無理やり出すことで、体重を減らすのです。
確かに、体内の便や尿を外へ出してしまえば、一時的には体重が落ちるかもしれません。
しかし、これは脂肪が減ったとは言えないので、決してダイエットでやせたことにはなりません。
食生活や生活習慣が変わったわけではないので、このようにしてやせたとしても、あっという間にリバウンドしてしまいます。

さらに、下剤などによって腸が必要以上に刺激されて、うまく働かなくなってしまい、食事による栄養素をしっかりと吸収できなくなってしまうこともあるのです。
消化機能自体が正常に働かなくなってしまったら、健康的な体に戻すのも困難になってしまいます。
このように、下剤などを使ってやせる下剤ダイエットは、本当のダイエットとはいえません。
このような方法は、結果的に体を壊してしまうだけなので、決して行なわないようにしてください。

また、簡単にやせたいと考える人は、「やせる薬」を利用しようとする人も多いです。
アメリカについていうと、スーパーモデルが愛用しているという「やせる薬」が、数多く売られています。
その中には、食欲を抑えるタイプや、脂肪吸収を抑えるタイプなどがあります。
食欲を抑えるタイプは、飲み続けると副作用が現れることがあり、脂肪吸収を抑えるタイプは、激しい下痢になることが多いようです。
だから、このような薬を利用するには、医師の指示のもと服用しないと危険なのです。

ダイエットの成果がなかなか現れないと、すぐにやせられる方法がないかと、弱気になってしまうかもしれません。
しかし、そこでこのような薬を間違った方法で使ってしまったら、健康に害を起こすこととなり、それまでの努力は水の泡となってしまいます。
やはり、ダイエットは地道な努力によって、心も体も鍛えることが大切なのです。

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